2006年 03月 13日
白洲邸 
c0045025_23461082.jpg旧白洲邸「武相荘」を訪問しました。
白洲次郎・正子さんが引っ越してきた当時は、まだ鶴川村、どこにでもある農家だったそうです。

 そんなお宅はその前も住んでいた人がいて、更に趣味人であったご夫妻が60年にもわたり手をかけてこられていますが、今見ても新鮮。
活けてある折々の草花
橘紋の櫛、木と鉄を使った部屋、白鳳時代(!)の紙モノ・・だけでなく、

窓にはめこまれたステンドグラスや
白いタイルに絨毯の床(これがとても素敵、オリエンタルな柄の薄手の絨毯)、
パン専用ボックス、カッティングボードなんかは1944と彫刻。1944年にはもう普通にパン食・・・!
まだまだ、襖の模様(梅、樅?)と瓢箪型の愛嬌あるその引手も、何だか千代紙の様な、はたまた北欧に通じるような・・・
好きなものは取り入れるって言うと普通だけど、当時を思うとすごい。

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次郎氏は正子のブラシ入れや、竹のライトスタンド等も作成しています。
周りには竹がいっぱい。
家柄もよく少し恵まれた暮らしも知っていて、国際的にも活躍されてきたお二人が、ある物を使って生活をより良く彩る、見習わねばと思いました。
美意識やテイストがしっかりしているから、新旧・文化遺産・手作り品、とてもまとまっていました。

ちょっと以外に感じたのは天井が低いこと。明り取りがたくさんあること。
古い日本家屋とは天井高く、冬は吐く息が白く立ち上っていく、隅は薄暗い、というイメージを覆す、高さ的にこじんまり感じつつも、明るく見渡す空間は広い。家の中で目線は同じ高さの方が何かといくし、こちらのが好きだなぁ

さて、こういう所へ来たら違ったかたちでも雰囲気を味わいたい。
嬉しいことにお茶処ありです。
予約すれば、特製弁当を堪能できます。是非メニューと首っ引きで御賞味あれ。
2段に重なったお重は市松模様。
ランチョンマットも風合い良く、1人ずつ異なるカトラリーもポタージュの受け皿の木も使い込まれた感じで、目の前に来たときから味わえることうけあいです。

外はちょうど梅がいい塩梅でした。竹がかなりしなる程の風もそれなりに良かったなあ。
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by gr.nickel | 2006-03-13 00:02 | そとで


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